人は嘘をつく
こんなことを言った人がいます。
その人の話す言葉の中で一番最もらしいと思ったことほど記憶に残り、そして最大の嘘がそこにあると。
人は嘘を考えることで脳の進化を遂げたという説もあるくらいで、生きていく上で嘘をつくことは切り離せないことなのでしょう。
嘘をつく理由は
自分を守るため
相手を気遣うため
大きく分けて二種類あるといわれていますが、
自分を守るための嘘はすぐバレるようです。
やはり罪悪感がある分、不自然な言動に成りがちなのでしょうね。
一番、たちが悪いのは自分は正しいと思っている人で、しかも少し知恵が回り用意周到であれば、まず見破れません。
まぁ、そんな人間性の人は嘘をつく以前に信頼されるかどうか怪しいものですが。
この辺りで断っておきますが、嘘は嫌いです。
と改めて言うほどの事でもありませんね。
では、嘘は見破れるのか?
一般に、嘘をつくときの動作としては、
①左の方向を見ている
②組んでいる手を握る
③自分の首より上を急に触る
など、いろいろ言われているようです。
ただ、全く罪悪感がなかったり、ある一定方向へ決心している人は当てはまらないかもしれません。
皆さんは嘘を許せますか?
同級生や会社の同僚ならば許せますか?
親友はどうですか?
親兄弟は?
配偶者だったらどうでしょう?
関係が密になれば成る程、許せない気持ちは強くなるのでは?
嘘の内容にもよるでしょうか。
未熟な私などは、一度嘘をつかれたら愛する人であればあるほど猜疑心が強くなって、それからは苦しみが一層深まるばかりです。
赦し合うことが大切なことは言うまでもありませんが、それ故に信頼関係は大切です。
簡単ではありませんが、嘘をつかなければならないことをしてはいけません。
時には愚かかも知れませんが、正直に話す勇気もとても大切です。
「墓場まで持って行く」「優しい嘘」「知らなくてもいいこと」「傷付けない為の嘘」
嘘も方便、なんていろいろ正当化する言葉もあるようですが、こと愛する人に対してはほとんどの場合通じないでしょう。
信じて、信じてもらって
そこから始まるのであれば、人の本質が嘘であったとしても、戦うべきです。
その人を
失いたくはないでしょうから。