愛してると言って欲しい

人生観を偉そうに語ってみようかな^^;

わかってほしい価値観

 

どうしてわかってくれないんだろう。

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愛する人に、こんなことを思ったことはありませんか?

 

答えを出す前に大切なことをお知らせします。

十中八九、相手も同じように思っています。

 

一般に、

価値観の違いを題材にした著書には、

他者を認めることから始めると書かれているものもあります。

それはとても聞き心地の良い言葉なのですが、実際出来ることなのでしょうか。

 

そもそも「価値観」とは何でしょう。

 

その人固有の「物事」に対する価値の度合い…

例えば、金銭感覚。

例えば、教育理念。

例えば、時間。

よく言われるのは、「常識」と云われること。

 

「価値観」とは、とてもあやふやなものなのに、民事裁判において、れっきとした離婚理由になるほど大事なことなのです。

 

分かりやすく言うと、感じかたの違いということです。

 

「時間」のように、万人に平等であるはずのものですら、人それぞれ感じかたは違います。30分を長いと思うか短いと思うか…。

 

まして、「常識」などというものは、時代で移り変わったり、その当時の多数派の好みだったり、中には強力な指導者の先導によるものだったりしますから、これほどいい加減なものはありません。

 

ほんの少し前まで、女性は慎ましく男性は勇ましく…なんてのが常識でした。

 

話を戻します。

 

価値観が違えば、あなたの常識は相手の常識にはなりません。

同じく相手の常識も、あなたの常識にはなりません。

 

もう気がつきましたか?

 

ただの好き嫌いです。

 

私は好きだけど相手が嫌いなもの、

逆もしかり。

 

好き嫌いならば相手に合わせることは、極めて難しいことでしょう。

純粋に嫌いなものを好きにはなれませんし、好きなものを嫌いにもなれません。

そんなことを強要した上に、

「どうして分かってくれないの!」

と、相手を責めたら、関係は壊れます。

 

結論を言います。

わかり合えないと思った時点で、全て終わりです。

わかり合えなくても、何かをあきらめることで一緒にいることは出来ます。

 

そんなふうにならないために

大切なことは

相手をわかろうと努力することです。

こちらの要求ばかり伝えるのではなく

何を伝えたいのか

話を聞こうとする姿勢

相手を見ようとする姿勢

それが大切なのです。

いつか必ずわかり合えます。

 

全く違った価値観があるのです。

同じように感じることは少ないでしょう。

だから、

まず相手が、どこでどのように感じるのか

それを知る努力から始めましょう。

 

お互いがこんなふうに考えられるのならば、別れることも少なくなるでしょう。

 

認めることは、肯定することとは少し違います。

ただ、分かってあげられたなら、相手が苦しいときに、救えることもあるのではないでしょうか。

 

最後に、好き嫌いを押し付けることは

ただのわがままだと私は思います。

自分の好きなことを、わかってほしいのか

自分の好きなことを、好きになって欲しいのか

それは、天と地ほどの違いがあるのだから。